「詞かすかにして始め終り確かならず」

喜撰法師(きせんほうし) 生没年不詳


現在の京都宇治山の僧。


古今和歌集には1首。紀貫之補足)の評価は「詞かすかにして始め終り確かならず。いはば秋の月を見るに、暁の雲にあへるが如し。よめる歌おほく聞えねば、これかれ通はしてよく知らず」(言葉がはっきりとせず始めと終わりが確かではない。いうなれば秋の月を見ようとしたら夜明けの雲にであってしまったかのよう。残っている歌が少ないので、歌を通じてははっきりとわかることはできない)
 

代表的な歌 
   「わが庵は都の辰巳しかぞすむ世を宇治山と人はいふなり」 


 

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