「詞はたくみにて、そのさま身におはず」
文屋康秀(ぶんやのやすひで) 生年不詳。没年は885年(仁和元年)か
官人で小野小町と交流があり、親王家の歌合せに参加していたこともあるようです。
古今和歌集には4首。紀貫之(補足)の評価は「詞はたくみにて、そのさま身におはず。いはば商人のよき衣着たらんがごとし」(言葉遣いは上手だが、中身とあっていない。いうなれば(身分の低い)商人が素晴らしい衣を着ているかのようだ)
代表的な歌
「吹くからに秋の草木のしをるれば むべ山風を嵐といふらむ」
「春の日の光にあたる我なれど 頭の雪となるぞわびしき」