風光明媚
この「水前寺成趣園」。今でこそ回遊式の庭園となっていますが、造られた当時は御茶屋・酔月亭(現・古今伝授の間の位置)から眺めるように設計されていたようで、ここから成趣園全体の風光明媚な景色が一様に見渡せます。
3代藩主・綱利は、水前寺成趣園について自ら十景を選んでいます。
「肥後国誌」綱利君自筆二題シ給フト云
阿蘇白煙、龍田紅葉、瀬田山雪、国分晩鐘、前林梅花
飯田夕陽、岩泉清流、健宮杉風、水隈乱蛍、松間新月
また、綱利の次の藩主、宣紀(のぶのり)も正徳2年(1712年)に水前寺成趣園について十景を選んでいます。
阿蘇白煙、飯田暮雪、健常暗嵐、国分晩鐘、前林梅花
江津帰帆、碧泉清流、水隈蛍火、松間新月、沙取夜雨