田辺城篭城戦・中

京都にて細川幽斎の危機を聞かれた智仁親王は、幽斎の身を案じ、和睦をするよう説得するために大石甚助という用人を遣わします。


甚助は幽斎に開城を勧めますが、幽斎は拒否します。


幽斎は篭城中、自分が死ぬことよりも、平安後期より続いてきた幾百年の歴史をもつ「古今伝授」が、自分の代で絶えてしまうことを懸念していました。


そして幽斎は、智仁親王への「古今伝授」を残りの資料を渡すことで終わらせようと、資料を入れた箱と終了したことを示す証明状とを大石甚助に託します。


 

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