漢字がもたらしたもの

「凌雲集」の序文にこういった一文があります。


「魏の文帝の曰へること有り、文章は経国の大業、不朽の盛事なり。年寿時として尽くること有り、栄楽は其の身に留まると(原文漢文)」


意味は「魏の国の文帝にかつて言われたことがある。文章は国を治めるための大切な事業であり、朽ちることのない盛大さがある。一方人間の寿命には限りがあり、栄誉も楽しみもその生涯限り、文章の永久性には及ばない」


これは、文章の永遠性を述べ、詩を詠むことを促しています。漢字はわが国に文字という表現方法を教え、知的階級層に深く根を下ろしていきました。


 

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