京都御所(きょうとごしょ)
日本三大古都の一つに数えられる京都。古式ゆかしいその京都に、東西約700m、南北約1,300mの広大な公園があります。
「京都御苑(きょうとぎょえん)」と呼ばれるこの公園の敷地内には、かつて天皇の住居であった「京都御所」があります。
その歴史は、延暦13年(794年)に行われた桓武天皇による平安遷都以降、1000年以上にも及びます。
この京都御所はたびたび火災などで焼け、そのたびに再建されています。現在の京都御所は安政2年(1855年)に幕府が老中・松平定信に命じて、平安様式に則ってつくらせたものです。
昔ながらの風雅な建物が並び、二つの広大な池にはもみじ橋、八橋という橋が架かっています。
また、敷地内には約50,000本ともいわれる多種多様な木々が生育し、御所を含んだ歴史的景観を形成するのに一役買っています。
明治になり、都が東京に移ると御苑は国民公園として開放されます。
現在、御苑内にはグラウンドやテニスコートなども設けられ、散歩をする人やスポーツを楽しむ人など、市民の憩いの場として広く親しまれています。
京都御苑内にはいつでも自由に入ることができますが、御苑内の仙洞御所や京都御所の参観には事前に宮内庁からの許可が必要となります。